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映画・・本「ビルマの竪琴」@父の思い@戦争 [★★大人のお伽話★★]

 私が、ちいさなころ

どくとくの赤の表紙の本を父が買ってくれました、

ピカピカひかった紙でした。

貧しい我が家には、超豪華な本でした。

「 ビルマの竪琴」というタイトルだったようです。  参考に本の紹介です。 私の買ってもらったあの赤い表紙の本は、残念ですが無いようです。

ビルマの竪琴  少年少女日本文学館 (16)

ビルマの竪琴 少年少女日本文学館 (16)

  • 作者: 竹山 道雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1986/01
  • メディア: 単行本

 

 そして、、

先日、、、映画監督が、なくなり

たまたまその映画を見ました。

 

 泣きました。

 

そして、2,3日たつと

もう、亡くなってしまった父の、その本にこめられた思いが、わかりました。

 

ジグソーパズルが繋がるように

 

ひとつ、ひとつの思い出がつながり

ひとつの塊ができました。

 

 それは、シャイな父が口に出していえない、戦争のことでした。

 

話は、あちこちとび

最近、私は、

「生きるということ、

人間てなんなのだろう???」とふと考えることが多くなっており

 

そんな時に、宇宙に溶け込んでいる父から、、、届いた

伝言のような「ビルマの竪琴」でした。

 父は、今でも、私を愛していて心配してくれていると、、、かってに

思っています。

 

 父は、2005年、、いえ、、2004年ごろだったか

亡くなる前にはじめて、戦争の話をしました。

 

「汽車にのろうとしたら、誰かが、、乗るな~~~と言っていたので、乗らなかったのだよ。

そして、次の駅まで、歩いていったら、、な~~~。

 汽車に乗った人達が、ごろごろ倒れていたんだよ。

 な~~~、kinngyo、、生きていていいんんかな、、、

わしは、????」

kinngyo「うんうん、長生きしてね。

そんな、話をどんどんしてください。」

父「・・・・????・・・・?????・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 この日だけでした、父が戦争のことを話したのは。

私にには、戦争の経験がないので、簡単に言う事ではないのですが。

 話すことも、辛かったのか???父は、

迷ったのか???

 ともかくも

暴力や、戦争、イジメ、すべて、、なくしたいと思います。

 父が、、生きた時代は、日本の激動の嵐の中、ばかり。

 

 本気で生きるというのは、ひたぶるで、

ずっこけており

小心でも、強くなり、、、

 見栄などは、捨て去り。。

そんな、怪物のような、とっても庶民なのなか???

 この数年、良き人々を、見送ることが多く、

自分の人生も、気持よくすごしたいと思うのでした。

 

 読んでくださり、ありがとうございます。 <追伸>中国のかた、地震お見舞い申し上げます。  今日 日本から、応援というかお手伝いが行くそうです。 私は、ゆくことができずに・・こころが届けばよいと思ってます。
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iruka

不幸になる為に 生まれたんじゃない
幸福になる為に生まれたんだ。
著名人で
若いころ
苦労してる人が多い
だから 尊敬されてる人が多いね。^^
by iruka (2008-05-16 00:36) 

pace

話したがらない戦争のこと
私の父もそうでした
もっと聞いとけばよかった
話したがりの戦争のこと
戦地へは行っていない人ばかり・・・・・・・
by pace (2008-05-16 11:56) 

kinngyo

★irukaさんへ。
 おはようございます。
 >幸福になる為に生まれたんだ。
 本当に、そうですね。
  思い話、読んでいただいて、ありがとう!!

★ pace さんへ。
 おはようございます。
 >もっと聞いとけばよかった
 そうですね、私もそんなふうに思いました。
 父には、話せないほどの、錨のようなこころの悲しさがあったのでしょうが。たぶん。
  かたりべになっている人もおり、尊敬します、話すことは、きっと苦しいと思いますが、あえて話されているのかな??と思います。

 人間って、こころが大切だと、感じます、最近。
  穏やかで、温かな世界を望みます。
 
by kinngyo (2008-05-17 07:42) 

pon

kinngyoさん こんばんは。
pon宅の両親は戦争にはいってませんが、
小さい頃防空壕に隠れたり、いろいろ経験を
してるようです。
例えば、四国の田舎の出身ですが、川沿いの道を
歩いていた時に大都市で空襲を行ったB29などは
関係なくて、制空権確保の為に飛んでいる小型機から
余った爆弾を投下されたり、わざと低空飛行をして
機関砲で狙われたり・・・・・
生きるのに必死だった時代の事を聞くと今の世の中の
むなしさを改めて感じますね。

ビルマの竪琴はたしか映画化された時に見ました。


by pon (2008-05-17 23:22) 

kinngyo

★ pon さんへ
 こんにちわ。
 >生きるのに必死だった時代~~~
 現代は、かえって生きにくいのかもしれませんね。
  OO年以上前から、人の表情がかたいように感じます。
 昔の写真などみると、人がいきいきとした表情で、貧乏でも
 なにか、人間味があるように感じます。
 >ビルマの竪琴~~~
  先日あらためて見て、深い感情を描いているようで、、、、
  すごい時代に両親、おばさんyらが、生きてきたのだと思いました。
   そういう人がいらして、今があるのだと思いました。

 なにか散文のようで、とりまとまらなく、失礼しました。
  コメント、ありがとうございます。
 

 
by kinngyo (2008-05-18 16:15) 

asahama

「本気で生きる」、ということは・・・
生きている限り続くテーマと思います。

お父さんのお話のエピソード、心に沁みます。


by asahama (2008-05-21 20:56) 

kinngyo

★asahamaさんへ。
 おはようございます。
 >「本気で生きる」、ということは・・・
 生きている限り続くテーマと思います。
  あ^^、そうなんですね、
 >お父さんのお話のエピソード、心に沁みます。
  ありがとうございます。思い話なので、書いて良かったかなと思っていました。
   父も喜んでくれると思います。
  またお出でください☆
 


by kinngyo (2008-05-22 04:31) 

旅人J_(wayfarer_j)

日本からの中国の被災地への救援活動は、とても素晴らしい活動として受け取った中国の人もかなり多かったようです。中国のネットの書き込みに、日本の救援隊を高く評価する書き込みが随分あったようです。
中国の人達にとっては、日本の救援隊の人達が、被災者の中でも命を落とした人達に黙祷を捧げて、丁重に作業をすることが心に響いたようです。このようにして、民族間の意識が「ともに力を合わせて」というような方向に行くことを心から願います。恨みの気持ちからは、建設的なよいものは生まれませんから・・・。
by 旅人J_(wayfarer_j) (2008-08-02 01:37) 

kinngyo

★ 旅人J_(wayfarer_j) さんへ。
 >とても素晴らしい活動として受け取った中国の人もかなり多かった  ようです。
  うれしいですね。
 >恨みの気持ちからは、建設的なよいものは生まれませんか     ら・・・。
  そうですね、いろんな苦しいことは、ありますが、「恨みも怒りも
 上手に昇華させたいものです。」
  私の知ってる分野では、アートセラピーが効果的です。
 こういう時に芸術というとオーバーですが、創造することの、恩恵という か??力は、とっても大切なことだと、思います。
  神戸の震災の後にも、クレヨン救急士というかたたちが、こころのケ アーにゆかれたようです。

  恨むような感情は、誰にでもあると思いますが、お洗濯のように、
 こころもじゃぶじゃぶ、洗うと良いと思います。
  すっきり、さっぱり、良い気持が素敵です、ね。

 たくさんコメントいただき、ありがたいです。


 
  
by kinngyo (2008-08-03 22:27) 

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